耳鼻咽喉科 アレルギー科 清水おかべクリニック 平成16年10月1日開設
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清水おかべクリニック
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花粉症の原因となる植物
花粉症の原因となる植物は、日本では現在のところ約60種類報告されています。特に有名なのがスギの花粉症ですが、アメリカではブタクサが、ヨーロッパではイネ科植物の花粉症が大きな社会問題となっています。
これらの花粉はほとんど風媒花で、風で花粉が運ばれるため、開花期には大量の花粉が飛散し花粉症の原因になります。
日本での主な花粉症原因植物は以下のような物です。

 スギ
スギ
スギは日本古来から存在している木で、縄文・弥生時代には全国に杉の天然林が広く存在していました。有名な屋久島のスギの巨木は、遺伝子解析で現在植林されているスギの先祖に当たる物だという事が分かっています。
この木は加工のし易さから木材として幅広く用いられてきました。江戸時代には本州にはもはや天然の大スギは残らない位伐り尽くされましたが、同時に植林も始まりました。戦後の大造林計画の際にも、積極的にスギが植えられました。しかしその後安い輸入材が入ってくる様になるとスギの需要が減少し、さらにスギ花粉症がクローズアップされてからは悪玉扱いもされるようになり、現在荒れ放題となっているスギ林も多いようです。
スギ林の面積は全国の森林の18%、国土の12%を占めています。この為もあってか日本の花粉症患者さんの約70%はスギ花粉が原因です。1963年に杉並木で有名な日光で初めてこの花粉によるアレルギー症状が報告されました。当時はごく一部でしか知られていませんでしたが、1976年頃からスギ花粉の大量飛散が関東中心に出現し、一挙に有名になりました。
この木の花粉は秋にも少量飛散します。冬に一旦収まった後、再び2月から4月頃にかけて本格的に花粉を飛ばすようです。


 ヒノキ
ヒノキ
スギより少し遅れて3月中旬から花粉を飛散させます。ピークは4月上旬位です。抗原はスギと共通な部分が多く。スギ花粉症のある方の8割がヒノキでも発症すると言われています。特に西日本に多い傾向にあります。

 イネ科植物
カモガヤ
この科の植物は全世界に広く分布しています。代表はカモガヤ、オオアワガエリ、スズメノテッポウ、ハルガヤなど。明治時代、もともと牧草として米国から輸入された物が今では至る所で見られるようになりました。イネ科花粉の抗原性そのものはスギ花粉より強いといわれていますが、イネ科の雑草花粉が飛散する範囲は半径数km程度と比較的狭いので、この科による花粉症は身近な空き地や河原などに繁茂している雑草が原因の事がしばしばあります。多くは春頃(5〜6月)に開花し、花粉を飛ばします。

 キク科植物
ブタクサ
ヨモギ
ブタクサ、ヨモギ、セイタカアワダチソウなどが代表的です。
ブタクサは1961年に日本で初めて見つかった花粉症の原因植物です。北米原産で、「マッカーサーの置き土産」と呼ばれるように日本には第2次世界大戦後に米国から帰化した植物と言われています。かの国ではブタクサ花粉症患者が日本のスギ花粉症患者と同じくらいの割合で存在しているそうです。夏から秋にかけて花粉を飛ばします。
ヨモギはブタクサ同様に秋の花粉症原因植物の代表です。8〜10月頃に花粉を飛ばします。

 シラカンバ
シラカンバ
ブナ目カバノキ科の植物は広く北半球に分布しています。ヤシャブシ、ハンノキ等がありますが、代表的なのはシラカンバです。
シラカンバによる花粉症は特にスカンジナビア半島で問題になっています。日本では北海道全域及び本州の高地でよく見られます。シラカンバは日本では4月末頃花粉が飛びます。


                                       写真提供:三共株式会社


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