耳鼻咽喉科 アレルギー科 清水おかべクリニック 平成16年10月1日開設
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清水おかべクリニック
+おたふく風邪+
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おたふく風邪の治療と予防策
ウィルス性の疾患に対しては、インフルエンザ等の一部の例外を除き、残念ながら特効薬がありません。おたふく風邪に対しても治療は基本的に対症療法のみとなります。
食事は酸っぱい物や刺激物などは避け、軟らかい食事を選んだ方が良いでしょう。発熱・痛みが強い場合には鎮痛解熱剤の投与を行う事があります。髄膜炎や睾丸炎等が合併した場合は安静に努めます。脱水症状が見られる場合は輸液を行う事もあります。

おたふく風邪の予防手段として、ワクチンの予防接種があります。
おたふく風邪のウィルスから作られた弱毒生ワクチンは、接種者の約9割に、おたふくに対する有効な抵抗力をつけると言われています。ただ幼少児はワクチンの有効性が落ち易いので、2回接種を行う事が推奨されています。
おたふく風邪に感染してからワクチン接種を受けても、おたふく風邪の発症を抑える事は出来ません。
このワクチンの副作用として、接種後2週間程して軽度の耳下腺腫脹や微熱が見られる事があるようですが、頻度は数%程度です。他に無菌性髄膜炎を発症する事があります。
日本では、おたふく風邪のワクチン接種を1981年から始め、1989年からは麻疹(Measles)、おたふく風邪(Mumps)、風疹(Rubella)の三種混合ワクチン(
MMRワクチン)を子供の定期接種に組み入れました。しかし副作用として、おたふく風邪のワクチンを原因とする無菌性髄膜炎が1200人に1人と比較的高い割合で報告された為、MMRワクチンの定期接種は中止され、希望者のみの任意接種となって現在に至っています。
しかしアメリカの米国小児科学会は、麻疹・おたふく風邪・風疹のワクチン接種を、生後1年と小学校もしくは中学校入学時の2回、実施する事を現在も推奨しています。ワクチン株の違いから副作用の発現率が違うのかもしれませんし、あるいはそもそもワクチンの副作用に対する考え方が違うのかもしれません。

1200人に1人の割合で無菌性髄膜炎になる事を承知した上で、予防接種を受けるか。
あるいは予防接種を受けずに済ますか。その場合、おたふく風邪に罹った時に合併症で無菌性髄膜炎になる可能性はもちろんありますし、その確率は1/1200よりもずっと高そうです。

判断は患者さん本人に、委ねられています。



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