耳鼻咽喉科 アレルギー科 清水おかべクリニック 平成16年10月1日開設
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清水おかべクリニック
+おたふく風邪+
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おたふく風邪ってどんな病気?
おたふく風邪とは、正式には 流行性耳下腺炎Mumpsといい、急性・伝染性・全身性のウィルス疾患です。
口腔の周りにある唾液腺(ツバを作る所)が腫れる、というのが主な症状です。特に、耳の前下方にある唾液腺「耳下腺」が腫れて痛くなり、能面の「おたふく」の顔のようになる事があるので、日本では「おたふく風邪」の通称で通っています。
麻疹や水痘に比べれば伝染性の弱い病気です。冬の終わりから春の始めに発生ピークがあるとされていますが、一年中見られるようです。どの年齢でも起こりえますが、3〜6歳の小児で最も多く罹患します。1歳以下の乳児は、母親からもらった抗体がまだ残っている為、罹患する率は低いようです。

おたふく風邪に関する記録は、5世紀にヒポクラテスが「耳の近くが両側あるいは片側のみ腫脹する病気が流行した」と記載したのが最初のようです。耳周辺の痛みを伴う事、そして睾丸が腫脹した事なども記載されているようです。Mumpsムンプスという病名の語源は不明ですが、両頬が酷く腫れた患者がボソボソと話した(mumbling speech)事から来たのでは、と推測する向きもあります。
その後、19世紀にこの病気が世界的に広く見られる疾患である事が周知となり、20世紀にはウィルスが原因の感染性疾患である事が判明しました。

病原体は「パラミクソウィルス」というウィルスで、感染飛沫や、汚染物への直接接触により伝播します。唾液腺が腫脹する数日前から、腫脹が終わるまでの間、唾液中にウィルスが検出されます。通常は1回おたふく風邪にかかると、その後は終生免疫が成立し、繰り返しこの病気に罹ることは無いとされています。

おたふく風邪は我が国でも毎年地域的な流行がみられてきました。1989年からのMMRワクチンの導入により、一時患者数が減少しましたが、その後緩やかに患者報告数が増加し、1993年にワクチン接種が中止されてからは増加傾向にあるようです。日本では毎年200万人以上の方がこの病気に罹っています。



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