耳鼻咽喉科 アレルギー科 清水おかべクリニック 平成16年10月1日開設
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清水おかべクリニック
+おたふく風邪+
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おたふく風邪の症状と合併症
おたふく風邪には、2〜3週間の潜伏期間(平均18日前後)があります。
軽〜中等度の発熱・頭痛・悪寒・食欲不振・全身倦怠感といった症状で始まり、通常はさらに片側あるいは両側の耳下腺の腫脹を来し、強い圧痛が生じます。腺の腫脹は発症2日目頃に最大に達します。時に耳下腺以外の唾液腺(顎下腺や舌下腺)が腫脹する事もありますし、逆にごく希にこれらの腺のみが侵され耳下腺は腫れない場合もあるようです。
水痘・風疹・麻疹などと同じく、成人が罹ると重症化しやすい事が知られています。
軽快するまでの期間は1〜2週間です。おたふく風邪は、学校保健法にて
第二種伝染病とされており、耳下腺の腫れが退くまでは登校停止となります。
なお、ウィルス感染者のうち約3割はほとんど無症状で終わるか、普通の風邪程度の症状で済んでしまい、自分では知らずにおたふく風邪に罹っていた、という場合もあります。これを「不顕性感染」と言います。

おたふく風邪には、以下のような合併症があり得る事が知られています。

 無菌性髄膜炎(ウィルス性髄膜炎)
おたふく風邪の合併症で最も多いのが、無菌性髄膜炎です。この病気は、各種ある髄膜炎の中では症状が軽い部類に入ります。ほとんど症状の出ないごく軽い物まで含めれば、おたふく風邪の患者の約半数が罹っていると考えられていますが、明かな症状が出るのは約1割程です。頭痛・発熱・嘔吐などが発現します。希に嗜眠状態・昏睡・けいれんを来す場合もあります。
ほとんどは予後良好で、麻疹性の脳炎よりずっと軽く済むようですが、神経性難聴や顔面神経麻痺が永続的後遺症として残る場合もあるようです。
特に効果的な治療法はありませんが、安静にしていれば大抵2週間程で治ります。症状が激しい時には、医師の判断で入院治療が必要な場合もあります。


 難聴
約1万5千人に1人の割合で、一側性(希に両側性)の神経性難聴が起こります。多くの場合は唾液腺の腫れが退くに従い徐々に回復していきますが、希に回復せずに難聴が残るケースもあるようです。

 睾丸炎・卵巣炎
思春期以降の男子がおたふく風邪に感染した場合、約2割が睾丸炎(精巣炎)を併発すると言われています。しかし不妊となる事は希で、ホルモン機能が失われる事も少ないようです。
女性では、卵巣炎を併発する事がありますが比較的希です。不妊との関連性があるかどうかはよく解っていません。

 膵炎
軽い膵炎を合併する事は多いようです。重症なものはごく希です。腹部の圧迫感・痛み、嘔気、軽度の発熱等の症状が出ますが、重症化する事はほとんどなく、約1週間で治ります。

 その他の合併症
甲状腺炎、腎炎、心筋炎、前立腺炎、乳腺炎、関節炎、視神経炎、多発性関節炎、血小板減少性紫斑病などの合併例が報告されています。



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