耳鼻咽喉科 アレルギー科 清水おかべクリニック 平成16年5月5日開設
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清水おかべクリニック
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子供と補聴器
 前章までの補聴器の話は、高齢者

 難聴の幼小児に補聴器を装用するときは、単に「きこえ」を補助すればいい成人の場合とはことなり、聴覚等の発達レベルに応じて補聴器を選択し、調整することを考えなければなりません。
難聴が発見された乳幼児では、詳しい「きこえ」の状況を把握できないのが現状です。また、当初の補聴器装用の主たる目的が「音の世界を認知させるため」であることもしばしばです。
音の認知、自己音声のフィードバック、言語の認知、"きこえ"の範囲の確定など、トレーニングと発達の状況に応じて補聴器の調整が必要です。
高価な補聴器が必ずしも最大の効果を発揮するわけではありません。的確な状況の把握と補聴器の適切な調整がなされなければこどもの発達は望めません。

  難聴を早期に発見して早期に聴覚リハビリテーションを行うことで言語能力もたかめられますが、しかし幼少時は信頼性の強い聴力検査結果を得ることがなかなか困難ですのでまず最初は一方の耳(左右差があるなら良性の耳から)に装着してから経過右の耳に適合してる補聴器で両耳装用。そして経過観察する。

3)両耳装着の欠点
しかし同じくらいの左右の聴こえならともかく、 両方の耳で語音弁別力や聴力差に差
があるときは不良聴耳からはいった音が役立たないばかりか良い聴こえの(補聴器を
つけてる耳で)耳の阻害するので片耳だけの使用がいい場合もあります。
子供の場合は特に3)も含めた経過観察が必要でしょう。大人なら3)の場合はすぐに
言えますが子供は観察によります。



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