耳鼻咽喉科 アレルギー科 清水おかべクリニック 平成16年10月1日開設
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清水おかべクリニック
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補聴器を付けてから
補聴器はメガネやコンタクトレンズ等と違って、付けたらすぐに劇的な効果が出る、という物ではありません。付けた本人の根気と、周りの方々の協力が不可欠となります。

しっかり調整して貰った補聴器を手に入れた場合でも、使い始めからいきなり良くは聞こえにくいものです。初めは自分の声が変に聞こえてしまうかもしれません。雑音が響いてしまったり、耳に圧迫感を感じて気になる事もあるでしょう。ピーピーというハウリング音を出さずにうまく補聴器を付けるのにもコツがいりそうです。使いこなすには、やはり慣れという物も必要になるのです。最初は装用時間を短めにし、徐々に使用時間を延ばしてゆくのがよいでしょう。
 
補聴器も、長時間使ってみて始めて分かる事もあります。音の歪みや雑音がひどい、ハウリングがどうしても収まらないという場合には、購入したお店に相談して、微調整をしてもらいましょう。

また、補聴器をうまく活用するには、周りの方々の積極的な協力も必要になってきます。補聴器を付けている人に話しかける時には、なるべく静かな場所を選んで、その人の顔を見ながら、できるだけこちらの口元を見せるようにして、はっきり・ゆっくりと話すようにしましょう。それだけで聞き間違いはかなり減らせます。


補聴器は精密な電子部品が使われていますし、長く使っていく事になる訳ですから、やはりメンテナンスが必要です。補聴器の不調の一番の原因は電池切れです。定期的に電池交換を行い、予備の電池を切らさないようにしましょう。精密機械ですから、衝撃や水没に注意しましょう。汗・結露などの湿気も機械に良くないですから、夜間補聴器をはずした時に乾燥ケースにしまうというのも良いでしょう。耳垢や時に耳だれで補聴器が汚れてしまった場合には、業者による検音・分解点検が必要になる事もあります。
補聴器の耐用年数は約5年と言われています。もちろん使い方やお手入れの程度、周囲の環境によって変わってきますし、丁寧に扱えば10年位は使える事が多いようです。耳に馴染んだ補聴器は大切に扱って、長持ちさせるようにしましょう。


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