耳鼻咽喉科 アレルギー科 清水おかべクリニック 平成16年10月1日開設
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清水おかべクリニック
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補聴器ってどんな物?
「補聴器」は、難聴者の聞こえを補助する道具です。
補聴器は周囲の音をマイクで拾い、電気的に増幅・調整して、装用者にとって聞きやすい音に変換し、スピーカーから伝えます。鼓膜やその奥にある聞こえの神経に効率的に音の信号を伝えるようにする機械です。

視力が落ちた場合、メガネを掛けたりコンタクトレンズを付けるのは若年者でも良くある事です。補聴器も同様に聴力が落ちた時に付ける道具な訳ですが、難聴のある方はやはり高齢者に多いという側面があるせいか、「補聴器はお年寄りが付ける物」といったようなイメージがあります。補聴器を買うのにも、そういえば眼鏡屋さんの片隅でひっそりと売られているなあ、といった脇役めいた印象が世間一般にあるように思われます。

難聴の耳に補聴器を付ければ、「正常な聞こえ」になるのでしょうか?
それはケース・バイ・ケースです。

難聴というのには、鼓膜から奥の聞こえの神経に音を伝える仕組みがおかしくなって生ずる場合(
伝音性難聴)ももちろんあるのですが、耳の聞こえの神経そのものが弱って起きる難聴(感音性難聴)というのもよく見られます。

伝音性の難聴であれば、補聴器で聞こえが良くできる可能性は高くなります。(もっとも中耳炎などで生ずる伝音性難聴は、中耳炎の治療で良くなる事も多いのですが)
感音性難聴には色々なパターンがありますが、最も典型的なのが「
老人性難聴」です。老人性の難聴は、耳の神経だけでなく、中枢神経系の機能も低下するのが特徴です。言語を聞き取って判断する能力が落ちますので、「音は聞こえるのに、何と言っているのかよく分からない」という状態になります。現代の医学では、残念ながら一旦弱った聞こえの神経や中枢神経系の機能を復活させる事は非常に難しく、事実上不可能というのが現状です。
補聴器も、衰えた耳の神経の能力まで向上させる事は出来ません。神経のポテンシャルを上回って聞こえを良くする事は出来ないのです。残された聞こえの神経の力を最大限に生かし、より効果的に聞く助けをするというのが補聴器の役目です。


どの程度聞こえが悪くなったら補聴器が必要なのでしょう?
かつては補聴器は「必要悪」と言いますか、重度の難聴の人が背に腹は代えられず仕方なく使用している、といった面がありました。しかし最近は補聴器の性能が向上し聞きやすい物が増えてきた為か、軽〜中等度の難聴の人が補聴器を使うケースも増えてきました。
 
最近  しばしば聞き違いをしたり、聞き返しが多い
    テレビのボリュームが大きいと言われる
    離れた所から話しかけられると気がつかない
    多人数で交わされる会話が聞き取りにくい
     
といった事がありませんか。

覚えのある方は、まず耳鼻咽喉科の受診をお勧めします。何らかの疾患が見つかり、治療によって治るのであればそれで良し。しかし残念ながら聴力が改善しない場合、補聴器の使用を考慮してみても良いでしょう。聴力検査で40〜50dB以上の難聴がある人は補聴器が有用となる場合が多いようです。
聞こえの悪さというのは千差万別で、難聴の程度・聞こえやすい音・聞こえにくい音などは人によって全く変わって来ますから、補聴器をうまく活かすには、聞こえの状態を詳しく調べて最も適切な補聴器を選択し、その人に合わせて調整する事が必要となります。


ここで別方面からの意見が一つ。「補聴器を付けるのって、格好悪くない?」
高齢者に見られたくない、自分が難聴者だと思いたくない、思われたくない・・・
そういった気持ちをお持ちの方もおられるかもしれませんが、補聴器を付ける事で生活の質が向上するという利点も見逃せません。補聴器自体も、コンパクトで外見上の違和感を感じさせない製品が増えてきています。

補聴器の普及度を欧米の各国と比べると、日本のそれはまだまだ低い状況のようです。その理由の一つに、「補聴器という物に関する知識があまり行き渡っていない」という要素もあると思います。この特集ページを読んで頂いて補聴器に対する知識を深めて貰い、豊かで楽しい生活を過ごせるよう、補聴器をもっと積極的に活用していきましょう。



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