<清水おかべクリニック>
<トップへ>
|
|
スギ花粉症の主状の一つに、「目のかゆみ(アレルギー性結膜炎)」があります。
目がかゆくなり、結膜(白目の部分)が充血します。掻くと更に周りの皮膚まで含めて真っ赤に腫れ上がってしまいます。
花粉症用の内服薬は、ある程度目の症状を軽くする事は出来ますが、どうしても限界があってかゆみを完全には押さえきれません。
こうした場合、目の症状なのですから眼科さんで診て貰うのが一番良いです。
しかし、医院が混み合うこの時期に、複数の医院に受診するのは患者さんにとって大変であろうという考えで、当院では以前よりアレルギー性結膜炎用の目薬も処方するようにしています。その方が患者さんにとってメリットがあるだろうと思うからです。
もちろん、当院は耳鼻咽喉科ですので、目の状態(角膜・結膜・眼圧等)を詳しく評価する事は出来ませんし、他の眼疾患を鑑別する事も出来ません。
従って、副作用のあまりない比較的軽い目薬を選んで処方しております。
患者さんによっては充分な治療効果が得られない場合もあるようです。
今年は花粉の量が多い為か、「一番困る症状は目のかゆみ」と言われる方が多いと感じます。以下のような基本を守っても目の症状が治まらないという方は、眼科医院を受診される事を強くお勧めいたします。
1.かゆくても目を掻かない(最も大事)
2.必要な時以外はなるべく屋内に留まり、花粉を浴びない
3.布団や洗濯物を外に干さない(乾燥機推奨)
4.外出する際には、眼鏡かスポーツサングラスを装用する
5.コンタクトレンズは使わず、眼鏡に切り替える
<診療日記に戻る>
|
|
|
|
|
 |
 |