<清水おかべクリニック>
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今年の夏は本当に暑かったですが・・・ その影響で、来年の杉花粉はエライ事になりそうです。 『ウェザーニューズ』が来年2011年春のスギ・ヒノキ花粉飛散予想を発表しました。
ついでに今年の春のまとめも。
要旨としては、「来年は全国平均では今年の約5倍の飛散量になる見込み」だそうです。
地域別では、北海道は今年の1〜2倍程度で済みそうですが、関東や北陸・甲信そして東海では7〜8倍、近畿では10倍程度、四国でも6〜7倍という凄い物で、2005年のスギ花粉大量飛散時と同等ないしそれ以上になる可能性あり、との事です。
大量飛散の理由としては、
・今年が記録的猛暑で日照時間も長く、雄花の生産量が多くなった
(既にスギの雄花が大量発生しているとの報告が多数寄せられている)
・少ない飛散量の翌年は多くなる傾向があるが、2010年は少なめだったので
2011年は多くなる
などが挙げられています。今年は降水量は少ないように思ったのですが、
スギの木はすこぶる元気に育っているようですね。
この調子だと、例年花粉症に悩まれている方はもちろん、普段大丈夫な方が突然発症という事も多々見られそうです。
また、スギの発育が良い時には、春を待たずして秋〜冬にも微量ながらスギ花粉が飛散する事が知られています。敏感な方はもう今の時期から症状が出始める可能性もある、という事です。
心当たりのある人は早めに対策を心がけ、1月位からお薬を飲み始めるとか、鼻粘膜の焼灼治療を済ませておく等をして頂いた方が良いと思います。
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